トヨタの人気モデル「ノア」のイチ推しグレードはこれしかない!

それでは今週もおすすめミニバンのおすすめグレードに関する研究を勧めてまいりましょう。今週のお題は2018年通年のミニバン販売台数ランキングで7位につけた人気モデル、トヨタ ノアです。

おすすめは特別仕様車「Si“W×B Ⅱ” 2WD」

そしていきなり結論ですが、今ノアを狙うのであれば下記のグレードというか特別仕様車が、かなりおすすめなのではないかと思われます。

●Si“W×B Ⅱ” 2WD|285万6600円

こちらがかなり強力なおすすめである理由を以下、考えてまいります。

なんだかんだでガソリン車はお手頃価格

まず、ノア全体の価格レンジは下記のとおりです。

【ハイブリッド】
●HYBRID X 2WD|300万3480円
●HYBRID G 2WD|316万80円
●HYBRID Si 2WD|328万6440円
●HYBRID Si“W×B Ⅱ”(特別仕様車)|338万400円

【ガソリン】
●X 2WD/4WD|250万9920円~
●G 2WD/4WD|277万3440円~
●Si 2WD/4WD|276万2640円~
●Si“W×B Ⅱ” 2WD/4WD(特別仕様車)|285万6600円~
●Si“GR SPORT”|324万6480円

当然かもしれませんが、ハイブリッドは若干割高であり、ガソリンはまずまずお手頃ですね。

装備内容がしょっぱい「X」は除外したい

で、このなかから最廉価グレードの「X」ならに「HYBRID X」は真っ先に候補から除外されます。なぜならば、お安いのはいいのですが、装備類がちょっと寂しすぎるからです。

・ステアリングホイールがウレタン
・ファブリックシート表皮がハイグレード/消臭機能付ではない
・スマートエントリーシステム+プッシュスタートシステムがオプション
・インテリジェントクリアランスソナーがオプション

……等々を考えますと、いくらお安いといっても積極的に選ぶ意義を見いだしにくいものです。

狙い目は活発でお手頃価格な「ガソリン車」

お次はいつもの「ハイブリッドか、それともガソリンか?」という問題ですが、これは、ノアに関しては「ガソリンで十分!」ということが言えるはずです。

両者の燃費はカタログ値でいうと約8km/Lの差があり、実燃費でいってもおおむね6~7km/Lぐらいの差は確かにあります。が、約40万~50万円となる車両価格の差額を燃料費で埋め合わせるのは、6~7km/L程度の差ではなかなか難しいのが現実です。

そしてノアのガソリン車が搭載している2L 4気筒の3ZR-FAEというエンジンは、ECOモードではなくNORMALモードを選択すれば意外と活発です。普通に国道や高速道路、あるいは山坂道などを走る分にはほとんど不満を感じないでしょう。

それゆえ、車両価格がお手頃なガソリン車のほうで十分だと考えられるのです。

G=標準グレード、Si=エアログレードです

ではガソリン車のなかから具体的なおすすめグレードを検討してみましょう。

「X」は先ほど真っ先に除外されましたので、特別仕様車以外で残っているのは「G」と「Si」です。この2つの違いは要するに「G=標準グレード」「Si=エアログレード」ということです。

大きく違うのはフロントバンパーで、そのほかにリアバンパーもSiのほうは大型になっていて、リアスポイラーも装備。そしてアルミホイールのサイズもGが15インチであるのに対してSiは16インチになります。

インテリアデザインが庶民的すぎるのがノアの難点

標準グレードのGまたはエアログレードのSiは、装備類はどちらもそれなりに充実しています。それゆえ見た目の好みに応じてどちらを選んでも良いとは思うのですが、ちょっと問題視したい部分もなくはありません。

それは「インテリアデザインが全般的にちょっと庶民っぽい」ということです。

まぁ庶民向けミニバンであるノアですので、それも当然といえば当然なのですが、総額で300万円以上のお金を払って買うからにはもう少し高級感も欲しい……と思うのが人情というものです。

だがSi“W×B Ⅱ”の内装は文句なし!

しかしここで大いに注目したいのが、冒頭でおすすめグレードとして挙げた特別仕様車「Si“W×B Ⅱ”」なのです。

このビジュアルと雰囲気であれば、ノアの弱点である「インテリアの庶民っぽさ」は微塵も感じられないはずです。

専用シート表皮[合成皮革+ファブリック&ホワイトステッチ/消臭機能付]はシャープかつゴージャスで、マルチインフォメーションディスプレイフード(4.2インチTFTカラー)はピアノブラック塗装。

そしてエクステリアに目を転じても、Bi-Beam LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付)+LEDクリアランスランプ[スモークメッキエクステンション]や、LEDフロントフォグランプ[黒艶塗装(カバー)]、ワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドア(デュアルイージークローザー+挟み込み防止機能付)やリヤオートエアコン等々、グッとくる装備が満載です。

Si“W×B Ⅱ”のコスパはかなり素晴らしい

しかしそれでいて価格は、ベース車であるSiの約10万円高でしかない285万6600円。……これをおすすめとせずに、いったい何をおすすめとするのか? と言いたくなるほど高コスパな特別仕様車です。

ということで、トヨタ ノアをこれから買うのであればイチ推しは「Si“W×B Ⅱ”」と、ぜひ覚えておいてください。

それではまた来週!

[ライター/伊達軍曹]